フィリピンで携帯電話を使うには、日本のキャリアのグローバルサービスを利用するか、キャリアロックのかかっていない携帯を用意していただくことになります。
長期滞在の場合、日本のキャリアのサービスを利用すると通信費が高額になるため、フィリピンで現地キャリアのSIMカードを購入し利用することをおすすめいたします。
フィリピンのSIMカードを使うにはいくつかの方法があります。
ドコモ、ソフトバンクの携帯のSIMロックを解除する
docomo、au、Softbankで購入された携帯はキャリアロックがかかっているため、海外でそのまま利用することはできません。ドコモ、ソフトバンクの一部の機種はキャリアでは有料でSIMロック解除を行うことが可能です。
docomo
ソフトバンク
いずれのキャリアもSIMロック解除後の海外での動作は保証されていません。キャリアでSIMロック解除を依頼しフィリピンに持参しても使えないケースがあります。実際に、過去にdocomoのSIMロック解除済みのスマートフォンを持参した方が、フィリピンのSIMカードを挿入しても認識しないという事例がありました。
イー・モバイルの携帯を利用する
イー・モバイルでは2012年の5月からすべての端末をキャリアロックのかかっていないSIMフリーの状態で販売しています。イー・モバイルの端末をフィリピンに持参いただければ、SIMカードを差し替えるだけで、現地の携帯としてご利用いただけます。
すでにdocomo、SoftbankのSIMロック解除対応機種、イー・モバイルの2012年5月以降に発売した機種をお持ちの方は、新たに端末を買い求めることなく、フィリピンで携帯電話としてご利用いただけます。
現地携帯ショップで購入
フィリピンでSIMフリーの携帯電話を購入することもできます。電話とテキストメッセージだけのシンプルな機能のものなら約1,000ペソ(約2,000円)程度。
スマートフォンは約5,000ペソ〜(約10,000円〜)です。日本で新たに端末を購入するよりも安価で済むため、SIMフリーの端末をお持ちでない方は、フィリピンで購入することをおすすめします。
オープンライン
フィリピンでは端末のキャリアロックを解除するオープンラインというサービスがあります。約500ペソ〜で日本から持参した端末のロック解除が可能です。当校近くのデパート(Robinsons Mall)の携帯ショップにてサービスを受けられます。ロック解除依頼後の動作は保証されていません。データが消失したり、ロック解除に失敗したりする可能性もあります。オープンラインを希望の方は、自己責任で実施していただくようお願いします。
個人輸入代行、ネット通販、電気街(東京:秋葉原 大阪:日本橋)などでSIMフリーの海外製携帯端末を購入可能です。フィリピンで購入するよりも端末代が高くなるためおすすめいたしません。